アップル「iOS 7」提供開始、需要殺到でつながりにくく
ニューヨーク(CNNMoney) 米アップルは、スマートフォン「iPhone」など携帯端末向けOSの最新版「iOS 7」のダウンロード提供を開始した。しかし直後からサーバーへのアクセスが殺到し、入手困難な状況に陥っている。
iOS 7の入手を試みたユーザーは、CNNMoneyのスタッフも含めて、「更新版をダウンロードできません」「iPhoneのソフトウェア更新は利用できません」などのメッセージを受け取り、苛立ちを募らせた。
ただしこうした現象は、毎年新しいiOSが登場するたびに発生している。過去の例に習えば、問題はいずれ解消される見通しだ。
トラブルの原因は、多数のユーザーが同時にアップルのサーバーにアクセスを試みたため、サーバーの容量が限界を超えたことによるとみられる。iOS 7をインストールするためには、ソフトウェアをダウンロードするだけでなく、サーバーに再び接続してハードウェアとソフトウェアが正規のものであることを確認する手順が必要だ。
iOSの更新に加えて、あらゆるアプリがiOS 7に合わせた更新版を配布しており、サーバーの洪水状態に拍車をかけている。
何時間かたってiOS 7をダウンロードしようとするユーザーの数が減れば、トラブルも減少する見通しだ。