米グーグル、クラウドゲーム「スタディア」で女性プレーヤー取り込みへ
ニューヨーク(CNN Business) 米グーグルはクラウドゲームサービス「Stadia(スタディア)」で競争の激しいゲーム業界に参入するが、女性層の開拓を通じて市場に食い込みたい考えだ。
グーグルは19日にスタディアのサービスを開始する。スタディアではクラウドを利用し、ブラウザーやスマートフォンを通じて、家庭用ゲーム機で遊ぶようなゲームをプレーできるようになる。スタディアのなかで最も革新的な要素のひとつは、コントローラーのデザインかもしれない。
伝統的に、ゲームの関連機器は男性向けのものが多かった。スタディアでは、より性別に中立的なアプローチを採用している。グーグルの販売するコントローラーの色は、ホワイトやブラック、「ワサビグリーン」などだ。
今回のデザインの決定は、グーグルにとって、競争相手よりも目立ち、より多様な顧客を引き付けることにつながるかもしれない。ビデオゲームの業界団体エンターテインメントソフトウェア協会によれば、米国ではゲームをする人の46%が女性だ。

「スタディア」のコントローラー。色はホワイトやブラック、「ワサビグリーン」などがある/Drew Angerer/Getty Images
専門家からは、グーグルがマイクロソフトの「Xbox(エックスボックス)」やソニーの「プレイステーション」よりも優位な点があるとすれば、気を使わなくてはならない既存の「ゲーマー文化」が存在しないことだという指摘もある。
グーグルはワサビグリーンを決定するまでに何百色も検討し、数千人のプレーヤーに対して調査を行った。
また、コントローラーも似たような他社の製品よりも若干、小さな手で握りやすくなっている。グーグルによれば、意図的にそうしているという。