米アップル、10~12月期は過去最高益 iPhoneの販売回復
ニューヨーク(CNN Business) 米アップルが発表した2019年10~12月期の決算は売上高が前年同期比9%増の918億ドル(約10兆円)だった。主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売が回復したことが追い風となった。純利益は222億ドルだった。売上高と純利益は過去最高を記録した。
アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は19年10~12月期で、iPhone11が最も売れ行きが良かったと述べた。
アップルの売上高の半分以上を占めるiPhoneの売上高は約8%増の560億ドルだった。17年10~12月期に記録した四半期の売上高の過去最高である610億ドルにはとどかなかったものの、過去4半期にわたって落ち込んでいた売り上げが回復した。
サービス部門やウェアラブル部門も好調だった。動画配信サービスの「アップルTV+(プラス)」や音楽サービス「アップルミュージック」などのサービス部門の売上高は同17%増の127億ドルだった。時計型端末「アップルウォッチ」などのウェアラブル部門の売上高は37%の増加を見せた。