世界最高のエアライン、今年はシンガポールに栄冠
(CNN) 航空会社の評価サイト、オーストラリアの「エアラインレーティングス」が発表した2018年版の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」賞で、シンガポール航空がトップに躍り出た。全日空が7位、日本航空が10位に入っている。
昨年まで5年連続で総合1位に選ばれていたニュージーランド航空は2位に下がった。審査は3位の豪カンタス航空、4位のカタール航空を含む上位4社の接戦だったという。
同サイトは毎年、業界団体や政府機関による主要な安全監査の結果に加え、保有機体の使用年数、乗客からの評価、収益性など計12項目を総合的に審査し、世界最高の航空会社を発表している。
シンガポール航空は先月、米ニューヨークとシンガポールを結ぶ世界最長の路線を就航。乗客の満足度向上に向けた革新的な取り組みと最新型の機体でトップの評価を受け、ファーストクラスの部門賞も獲得した。
同航空は英スカイトラックスが7月に発表した航空会社ランキングでも、世界トップに選ばれていた。
カンタス航空はラウンジ部門、カタール航空は機内食とビジネスクラスの2部門で受賞した。
機内エンターテインメント部門では、総合6位だったアラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空が選ばれた。
エコノミークラス部門では、昨年に引き続き大韓航空が座席の広さを評価されてトップに立った。
総合10位までの順位は以下の通り。
1.シンガポール航空
2.ニュージーランド航空
3.カンタス航空
4.カタール航空
5.ヴァージン・オーストラリア航空
6.エミレーツ航空
7.全日空
8.エバー航空(台湾)
9.キャセイパシフィック航空(香港)
10.日本航空