スノーデン容疑者は「安全保障に害」 ブッシュ前大統領に単独インタビュー
(CNN) ブッシュ米前大統領は2日までに、訪問先のザンビアでCNNとの独占インタビューに応じ、米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン容疑者が米国家安全保障局(NSA)の監視活動を暴露した問題に言及し、同容疑者が米国の安全保障に損害を与えたとの見方を示した。ブッシュ氏はまた、入院中のマンデラ・南アフリカ元大統領に尊敬の念も示した。
ブッシュ氏はローラ夫人とともに、ザンビアへの人道支援の一環として開設した子宮頸(けい)がんの診断、治療センターを訪問。7月1日には開所式典が行われた。
ブッシュ氏は、米国でオバマ大統領がNSAによる情報収集問題で対応に追われていることに関連し、現大統領への批判は控えるとコメント。「大統領は困難な任務を抱えている。その任務を前任者がさらに難しくするべきではないというのが私の意見だ」と述べた。
NSAの監視活動については「国を守るために私が始めた。市民の自由は保証されると確信していた」と話した。