スノーデン容疑者は「安全保障に害」 ブッシュ前大統領に単独インタビュー
「(オバマ)大統領が説明している通り、安全保障とプライバシーの間には適正なバランスがある」とも語った。活動を暴露したスノーデン容疑者に対しては、「米国の安全保障に損害を与えた」との見方を示した。
重篤な容体が続くマンデラ氏への思いを問われ、ブッシュ氏は「後世に残る」業績をたたえた。
マンデラ氏がイラク戦争を巡り、ブッシュ氏を公然と批判したことについては「(私を批判したのは)彼だけではない」と述べ、「うらんではいない。私は正しい決断を下しただけ。最終的な判定は歴史がすることだ」「ひとつの問題で意見が合わなかったからといって、マンデラ氏を見る目が変わることはなかった」と話した。
最近の世論調査で支持率がオバマ大統領と並んでいることを指摘されると「うれしいね」と笑顔を見せた。
一方で、自身の業績を客観的に判断する歴史家が登場するころには「私はこの世にいないだろう」と話し、「今は穏やかな気持ちだ。私はやることをやった。その精神は自分が承知している」と言い切った。