ニューヨークで爆発、死傷者60人超に ビル2棟倒壊
電力ガス会社のコンエジソンは、周辺のビルの住民から同日午前9時13分にガス漏れの通報があり、係員を急行させたが、現場に到着した時は爆発が起きた後だったと説明。ガス漏れが原因で爆発が起きたとみて調べている。
倒壊したビルのうち1棟では2013年5月にガス漏れがあり、修理を行っていた。今年2月28日に実施した定期点検ではガス漏れは検出されなかったという。
このビルでは何十年も前から、煙探知機が設置されていなかったり非常用出口がふさがれていたりするなどの違反が指摘されていた。米国家運輸安全委員会(NTSB)はニューヨークに調査官を派遣すると表明した。
イーストハーレムはかつて「スパニッシュ・ハーレム」と呼ばれ、最近ではメキシコ系の住民も増えていた。倒壊したビルにはピアノ店や教会も入居していた。