米FBI、ISIS支持者らの監視強化 パリ同時テロ受け
(CNN) 米連邦捜査局(FBI)はパリで起きた同時多発テロを受け、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」への支持が疑われる国内の要注意人物に対する監視を強化する構えだ。複数の米捜査当局者がCNNに語った。
FBIはこの週末、全米の捜査当局者らと非公開の電話会議を開き、パリ同時テロを受けた対応策を説明した。
当局者らによれば、米国内で具体的なテロが計画されている兆候はなく、対応策は予防的な意味合いを持つ。今年5月にテキサス州ガーランドでISISに傾倒していた2人組による銃撃事件が起きた後、FBIが取った措置に似ているという。
当局が把握しているISIS支持者らについて、まず居場所を確認し、さらに警戒を要する新情報がないかどうかを見極めるよう指示が出された。一部の人物に対しては通信傍受などの監視が強化される見通しだという。
パリ同時テロでは、容疑者らが仏情報当局の目をすり抜けて犯行に及んだという事実が問題視されている。
テキサスの銃撃事件では、その後数カ月にわたってISIS支持者らを24時間態勢で監視する措置が取られ、数十人が逮捕された。コミーFBI長官は後日この措置について、FBIへの負担が大きく恒常化は無理との見方を示していた。当局者らによると、今回の対応策は当時ほどのレベルには達していない。