米西部ワシントン州で暴風雨 3人死亡、45万人が停電
(CNN) 米西部ワシントン州は17日午後から強風と雷を伴う豪雨に見舞われ、少なくとも3人が死亡したほか、幅広い範囲で停電となった。
風速約31メートルの強風となった同州スポケーン市では、当局が住民に対し、建物の外に出ないよう呼びかけた。屋根が壊れた建物もあったが、警察によれば中にいた人々は無事だったという。
スポケーン郡の報道官によれば、近郊で2人の女性が死亡。うち1人は強風で倒れた木にぶつかったという。
州内では大規模な停電が起き、最大で45万人近い人々が影響を受けた。スポケーンでは18日午後になっても7万人以上が電気を使えない状態が続いた。
大都市シアトルの近郊では自動車が大きな木の下敷きになり、乗っていた20歳代の男性1人が死亡した。