「トランプ大学」巡り訴訟、裁判所が内部文書の公開を指示
トランプ氏は27日にサンディエゴ市内で開いた選挙集会でも、この裁判に言及。「判事が私を毛嫌いしている」などと個人攻撃を展開し、「和解しようと思えばいくらでもできたが、こちらが正しいのに和解するのはいやだ。一度応じてしまえばみんなに訴訟を起こされる」と力説した。
トランプ大学は3日間セミナーの1495ドル(現在のレートで約16万4000円)から、個人面談や不動産ツアーを含む「ゴールド」コースの3万5000ドル(約385万円)まで、高額の受講料を取っていた。法廷文書によると、一部の受講生は「無料で入手できるようなくだらない情報ばかりだった」と主張する。
これに対して同氏の弁護士は、多くの受講生が内容に満足していたと反論。「投資が成功しなかったことをセミナーのせいにされては困る」などと話している。