「未来に希望を」 オバマ大統領、地元シカゴでお別れ演説

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オバマ大統領、最後のスピーチ

シカゴ(CNN) 任期終了を今月20日に控えたオバマ米大統領は10日夜、地元シカゴで国民に向けて最後の演説を行い、未来に希望を持ち続けようと訴えた。

シカゴはオバマ氏が政治家としての道を歩み始め、2度の大統領選で勝利を宣言した場所だ。会場には支持者やかつてのスタッフら2万人以上が集まり、熱心な拍手と歓声を贈った。

オバマ氏は演説の冒頭で国民に感謝の言葉を述べ、「皆さんが私をより良い大統領に、より良い人間に育ててくれた」と語った。

続いてシカゴでの若き日々を振り返り、「変化は市井の人々がかかわり、参加し、一丸となってそれを望んだ時に初めて起きる。私はここでそのことを学んだ」「大統領としての8年間を経た今もそう確信している」と述べた。

一方で民主主義の難しさにも言及し、「前へ2歩進むごとに1歩下がっているように感じることもある」と認めた。

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