妊婦へのワクチン接種を推奨、米CDCが指針更新
(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は12日までに、ガイドラインを更新し、妊婦に対する新型コロナウイルスの接種を推奨するとした。
CDCはこれまでは漠然とした推奨にとどまっていた。これまでのガイドラインでは「妊娠している場合、新型コロナウイルスワクチンを接種できる」としていた。CDCはガイドラインを明確にし、安全性に関する新しいデータに基づき、妊婦に対してワクチンを接種するよう推奨している。
新しいガイドラインには「新型コロナウイルスワクチンは、妊娠した人、授乳している人、今妊娠しようとしている人、将来妊娠するかもしれない人を含む12歳以上のすべての人に推奨される」と記されている。
CDCは、妊娠期間のワクチンの安全性や有効性に関するエビデンス(証拠)が増えており、こうしたデータは、ワクチンを接種するベネフィット(利益)が、妊娠期の既知のあるいは潜在的な危険性を上回ることを示唆するとしている。