ワクチン義務付けに消防士らが抗議集会 NY市通告の期限迫る
「私は新型コロナの中で1年半働いてきた。具合が悪くなったことも、陽性になったこともなく、ずっと健康だった。自分が生き延びるためにワクチンが必要だとは思わない」とエアさんは語り、ワクチンによる健康リスクが心配だと訴えている。
市消防局広報によると、職員(消防士、救急医療隊員、事務職員を含む)のワクチン接種率は28日の時点で前日の65%から71%に増えた。消防士の接種率は65%、救急医療隊員は80%、事務職員は83%となっている。
ビル・デブラシオ市長は28日、人員が不足しても緊急サービスは引き続き機能を果たすと強調する一方、期限が迫ればワクチン接種は増えるとの見通しを示した。
市長によると、市は行政職員の利用や超過勤務の義務付けを通じて人員不足を補う緊急時対応計画を策定している。