バイデン大統領、米同時多発テロの追悼式典に参加

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バージニア州アーリントンの国防総省での追悼式典に参加したバイデン氏=11日/Susan Walsh/AP

バージニア州アーリントンの国防総省での追悼式典に参加したバイデン氏=11日/Susan Walsh/AP

(CNN) 米同時多発テロから21年となった11日、バイデン大統領は国防総省で、追悼式典に出席し、亡くなった人々に対して弔意を示した。

バイデン氏は「誰かを亡くしたあたなたち全員にとって、21年という時間は一生でもあり、あっという間でもあることを知っている。思い出すことは良いことだ。そうした記憶は、我々を癒やすのに役立つ。しかし、また、傷口が開き、悲しみが生々しかったあの瞬間に戻ってしまうこともある」と述べた。

バイデン氏は、ここ最近の演説と同様に、米国の民主主義を守ることについても言及した。しかし、発言はより柔らかいものとなり、一部の政治的な言及を避けた。

バイデン氏は「民主主義のために立ち上がるのが、年に1回だったり、時々だったりするのでは十分ではない。我々は毎日そうしなければならない。だから、今日は思い出すための日だけではなく、米国人一人ひとりとこの国への献身について心を新たにし、決意する日でもある」と述べた。

同時多発テロでは約3000人が死亡した。国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン容疑者が計画を立案し、航空機をハイジャックした。ハイジャックされた航空機は、ニューヨーク市のワールドトレードセンターとバージニア州アーリントンにある国防総省に突っ込んだほか、ペンシルベニア州シャンクスビルに墜落した。

バイデン氏は、今年に入ってドローン(無人機)で殺害したアルカイダの指導者アイマン・ザワヒリ容疑者に触れ、米国は「休まない、我々は決して忘れない。我々は絶対にあきらめない」と語った。

バイデン氏は「そして、今、ザワヒリ(容疑者)は二度と米国の人々に脅威を与えることはできなくなった」と述べた。

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