空港の作業員、ジェット機のエンジンに「吸い込まれ」死亡 米南部
(CNN) 米南部アラバマ州の州都モンゴメリーの空港で、作業員が小型ジェット機のエンジンに吸い込まれ、死亡したことが分かった。米国家運輸安全委員会(NTSB)が発表した。
NTSBによると、同空港で12月31日、小型ジェット機「エンブラエル170」がパーキングブレーキをかけた状態でゲートに止まっていたところ、地上支援スタッフ1人が吸い込まれた。
空港責任者は同日、アメリカン航空と子会社ピードモント航空のチームに所属するメンバーが亡くなったとして、遺族らに弔意を表した。
アメリカン航空も「事故に衝撃を受けている」との声明を出した。
死亡したスタッフの名前は公表されていない。連邦航空局(FAA)とNTSBが引き続き詳しい状況を調べている。2~3週間後に暫定報告書を出すという。