大規模な竜巻、建物などに被害 米ヒューストン郊外
(CNN) 米テキサス州ヒューストン近郊で24日、大規模な竜巻が発生し、建物や送電施設に被害が出た。
現場はヒューストンの南東約24キロに位置するパサデナ市内。市長によると負傷者の報告は1人だが、複数の建物が倒壊した。
多数の車が立ち往生し、保安要員が出動している。ヒューストンを囲む環状道路上で複数のトラックが横転したとの報告もある。
停電情報サイトによると、州内では24日午後の時点で8万8000世帯あまりが停電している。
パサデナ北東の街では介護施設の建物が損壊し、入居者59人が避難した。
竜巻をもたらした嵐は東へ進み、隣接するルイジアナ州でも同日夜にかけて竜巻警報が発令された。州境付近の地区で竜巻が発生し、保安当局によると道路の寸断や送電線の破損、家屋の損壊などの被害が出ている。