(CNN) 米連邦検察は10日までに、ニューヨーク州選出の共和党下院議員、ジョージ・サントス氏を刑事訴追した。事情に詳しい情報筋3人が明らかにした。同氏を巡っては経歴の一部詐称などが発覚し、民主党や一部の地元共和党員から辞任圧力が強まっていた。
サントス氏は早ければ10日にも、訴状が提出されたニューヨーク州東部地区の連邦地裁に出廷するとみられる。
現時点で具体的な起訴内容は把握されていないが、連邦捜査局(FBI)や司法省はかねてサントス氏が選挙期間中に行ったとされる財務記録の虚偽記載などの疑惑を調べていた。
サントス氏の弁護士はコメントを控えた。ニューヨーク州東部地区連邦検察、司法省、FBIの報道官らもコメントを控えた。
サントス氏の広報担当者や事務所のスタッフも、起訴に関する記者からの質問に答えず、ワシントンにある同氏の事務所を後にした。