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中国のロシアへの兵器供与の証左なし、改造の武装無人機は発見

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ウクライナ東部で同国軍が撃ち落としたとする中国製ドローン「Mugin5」の残骸/Rebecca Wright/CNN

ウクライナ東部で同国軍が撃ち落としたとする中国製ドローン「Mugin5」の残骸/Rebecca Wright/CNN

(CNN) ウクライナ国防省情報総局は23日までに、中国がロシアへの兵器供給に踏み切ったことを示す事態は把握していないことを明らかにした。

同情報総局の報道担当者は国営テレビに、ロシアが中国製のドローン(無人機)や民生用物資などを一般的な市場などから購入し、マイクロチップを取り出している事例は把握しているものの、兵器の提供を示す証左は入手していないと説明。ただ、注視は続けているとした。

報道担当者の発言は20日時点のもので、中国の習近平(シーチンピン)国家主席が3日間の日程でロシアを訪問した際に示された。

西側諸国指導者はウクライナ侵攻に関連し、中国が標榜(ひょうぼう)する和平調停者としての役割や中立的な立場への疑念を表明。ロシアへの致死性の装備品の供与を考慮しているとも主張しているが、中国はこれを否定し続けている。

一方、ウクライナ軍は23日までに、同国東部で突撃銃AK47で撃ち落としたとする兵器として改造された中国製ドローン「Mugin5」の残骸をCNN記者団に公開した。市販もされている種類のもので、中国東部のアモイ市に本拠がある企業の製造。

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