旅客機エンジンに吸い込まれた地上係員、当局が自殺と断定 米テキサス州

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旅客機のエンジンに吸い込まれた地上係員の死因について、当局は自殺と断定した/Robert Alexander/Archive Photos/Getty Images/File

旅客機のエンジンに吸い込まれた地上係員の死因について、当局は自殺と断定した/Robert Alexander/Archive Photos/Getty Images/File

(CNN) 米テキサス州のサンアントニオ国際空港で地上係員が旅客機のエンジンに吸い込まれて死亡した経緯について、同州ベクサー郡検視局が自殺だったと断定した。

検視局がCNNの電話取材に語ったところによると、地上係員の死因は鈍器および鋭器による損傷、死亡様態は自殺と断定された。

米国家運輸安全委員会(NTSB)によれば、デルタ航空1111便は23日、ロサンゼルスからサンアントニオ国際空港に到着。1基のエンジンでゲートに向かっていたところ、午後10時25分ごろ、係員1人がこのエンジンに吸い込まれた。

NTSBは情報収集を続けており、サンアントニオ国際空港も当局と連携して調査に当たっている。

死亡した係員は、同空港で航空サービスを提供するユニファイ・エビエーションの従業員だった。

「我々のこれまでの調査によれば、今回の事故はユニファイの業務手順や安全手順および方針とは無関係だった」と同社は述べ、警察などの捜査が続いていることから詳細の公表は控えるとした。

米国では昨年12月31日にも、アラバマ州の空港で地上係員が航空機のエンジンに吸い込まれて死亡していた。

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