空港地上係員、旅客機エンジンに吸い込まれ死亡 米テキサス州
(CNN) 米テキサス州のサンアントニオ国際空港で、地上係員が旅客機のエンジンに吸い込まれて死亡する事故があり、当局が調査に乗り出した。米国家運輸安全委員会(NTSB)が25日に明らかにした。
NTSBによると、現地時間の23日午後10時25分ごろ、ロサンゼルスからサンアントニオ国際空港に到着したデルタ航空1111便が1基のエンジンでゲートに向かっていたところ、係員1人がこのエンジンに吸い込まれた。
NTSBはこの事故に関する情報収集を続けている。
サンアントニオ国際空港も、同空港で23日夜に起きた事故のため、航空会社のグランドスタッフが死亡したことを確認した。空港は当局と連携して調査に当たっており、詳細が判明した時点でさらなる情報を公表するとしている。
デルタ空港の広報はCNNの電子メール取材に対し、関係者の人命が失われたことに「悲嘆に暮れている」と述べ、家族や友人を全面的にサポートするとコメントした。