アポロ8号の飛行士、W・アンダースさん墜落死 「地球の出」撮影
(CNN) 1968年にアポロ8号に搭乗して月を周回した米航空宇宙局(NASA)の飛行士、ウィリアム・アンダースさんがワシントン州での航空機墜落事故で死亡した。息子のグレゴリーさんが明らかにした。90歳だった。
グレゴリーさんは7日夜、CNNの取材に「父はサンフアン諸島での航空機事故で亡くなった」と語った。
サンフアン郡保安官事務所は声明で、ジョーンズ島沿岸で航空機が墜落したと明らかにした。
保安官事務所によると、派遣所に最初の通報が入ったのは太平洋時間午前11時40分ごろ。「古いモデルの飛行機が北から南へ飛行中、ジョーンズ島の北端付近で着水し、沈んだ」との内容だった。
サンフアン諸島はシアトルの北約140キロに位置する。