ペロシ元米下院議長、欧州訪問中の転倒で手術 「順調に回復」
(CNN) ペロシ元米下院議長(84)が13日に訪問先のルクセンブルクで負傷し、14日に手術を受けた。同氏の報道担当者は14日、人工股関節を設置する手術が成功し、順調に回復していると発表した。
関係者3人がCNNに語ったところによると、ペロシ氏は階段から落ちて負傷し、病院に収容された。同氏の事務所はけがをした状況についてのコメントを控えている。
国防当局者によれば、米軍が同氏をドイツの軍病院へ搬送した。ここでは長年、戦闘で負傷した米兵らが治療を受けてきた。
報道担当者は、同氏が第2次世界大戦末期の「バルジの戦い
」から80年を迎える記念行事のため、超党派の議員団とともに同国を訪れていたと述べた。本人は残りの行事に参加できないことを残念に思っているという。間もなく帰国する見通しとされる。
米政界では上院共和党トップのマコネル院内総務(82)が10日、連邦議会議事堂での転倒で負傷したばかり。
マコネル氏の報道担当者は10日の声明で、同氏が手首を捻挫し、顔に軽い切り傷を負ったものの、日程を再開する許可は出ていると述べた。