手荷物に82個の花火、旅行者を拘束 米ロサンゼルス空港

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乗客の手荷物から見つかった花火や刃物/Transportation Security Administration

乗客の手荷物から見つかった花火や刃物/Transportation Security Administration

(CNN) 米ロサンゼルス国際空港で、たくさんの花火や刃物などが手荷物の中から見つかった女性の旅行者が運輸保安庁(TSA)に拘束される出来事があった。

今月15日、同空港の第4ターミナルでのX線による検査で不審物が映ったため、手荷物が検査の対象となった。

荷物の中から、花火82個のほか、刃物が3本、拳銃の模造品2個、ペッパースプレーの缶が見つかった。

同空港のTSAの幹部は声明で、機内への持ち込みが禁止されている品物が一つの手荷物から大量に見つかったのは憂慮すべきことだと指摘。全ての旅行者に対して、空港に来る前に手荷物の中身を再確認するよう呼び掛けた。

TSAによれば、女性が持っていた花火は市販のもので、花火大会でプロが使うものよりも爆発力は小さい。

花火のような爆発物は、預け入れも機内持ち込みも許可されていない。

刃物や拳銃の模造品などは国内線の受託手荷物に預けることができる。

警察が女性に話を聞いたほか、空港の爆発物処理班が花火を押収した。

TSAによれば、今月15日は全米で260万人が空港の検査場を通過した。昨年の250万人よりも多かった。

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