在職日数1462日、公式晩餐会は6回開催 数字で振り返るバイデン前大統領の業績

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国防総省の会合に参加するバイデン氏=16日、バージニア州アーリントン/Roberto Schmidt/AFP/Getty Images

国防総省の会合に参加するバイデン氏=16日、バージニア州アーリントン/Roberto Schmidt/AFP/Getty Images

(CNN) ドナルド・トランプ氏が今月20日に大統領に就任し、ジョー・バイデン氏は在職日数1462日で大統領職を退いた。

バイデン氏の大統領在職期間を主な数字で振り返ると以下のようになる。

バイデン氏は地元デラウェア州を136回訪問した。訪れた先は自宅のあるウィルミントンや別宅のあるレホボスビーチが多かった。

昨年7月半ばに大統領選からの撤退を決めたのもデラウェア州訪問時だった。当時は、新型コロナウイルスに感染したことでデラウェア州で自主隔離をしていた。

バイデン氏の出身はペンシルベニア州スクラントン。大統領在職時には何度もペンシルベニア州を訪れた。CNNの集計では、バイデン氏は50回にわたりペンシルベニア州を訪問している。2020年の大統領選ではバイデン氏は激戦州のペンシルベニアで勝利したが、24年の選挙では民主党候補のカマラ・ハリス副大統領は同州で敗北している。

やはり激戦州で、民主党の票田として知られる「ブルーウォール」のひとつ、ミシガン州へのバイデン氏の訪問は13回。同じくブルーウォールのウィスコンシン州への訪問も13回だった。

バイデン氏の大統領としての初外遊は21年6月で、主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席するため英コーンウェルを訪れた。バイデン氏はその後、北大西洋条約機構(NATO)サミットのためベルギーを訪問し、さらに、ロシアのプーチン大統領との首脳会談のためにスイスを訪れた。

バイデン氏が最も多く訪れた外国は英国で、大統領在職時に7回訪問している。次に多いのがドイツの5回。さらに、イスラエル、ベルギー、イタリア、ポーランド、日本がそれぞれ2回ずつで続く。

バイデン氏がホワイトハウスで公式晩餐(ばんさん)会を開催したのは6回。1回目は22年12月にフランスのマクロン大統領を招待したときだった。

23年には韓国、インド、オーストラリアの首脳を迎えた。24年は4月に岸田文雄首相を、5月にケニアのルト大統領を招待した。

バイデン氏は15年に長男のボー氏をなくしたほか、最初の妻と娘を50年以上前に交通事故でなくしている。バイデン氏は親しい友人や大統領経験者の弔辞を依頼されることが多い。

CNNの集計では、バイデン氏が弔辞を述べた回数は8回。直近では今年1月に行われたカーター元大統領の葬儀で弔辞を述べていた。

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