バイデン氏、伝統にのっとりトランプ氏に書簡残す

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終日の公務最終日に演説を行うバイデン大統領=19日、サウスカロライナ州チャールストン
/Peter Zay/Anadolu/Getty Images

終日の公務最終日に演説を行うバイデン大統領=19日、サウスカロライナ州チャールストン /Peter Zay/Anadolu/Getty Images

(CNN) 米国のバイデン大統領は退任にあたり、後継となるトランプ次期大統領に向けて、大統領執務室に書簡を残すことを計画していることがわかった。

4年前、トランプ氏は大統領選でのバイデン氏の勝利を認めることを拒んで、バイデン氏の大統領就任式を欠席していた。バイデン氏は当時、大統領職の伝統の一つとして、トランプ氏が大統領執務室の大統領執務机に手紙を残していたと明らかにしていた。正確な内容は明らかになっていないものの、バイデン氏は手紙について「非常に寛大」なものだったと説明していた。

トランプ政権の高官は当時、CNNの取材に対し、手紙は個人的なものであり、国の成功と、新政権が国を大切に扱うよう祈るものだと述べていた。

退任する大統領が後任に対して、大統領執務室の大統領執務机に手紙を残すことは現代での伝統となっている。

その他の多くの伝統に背を向けてきたトランプ氏にとって意外な伝統だったかもしれないが、2021年にトランプ氏の周囲にいた人々によれば、前任者のオバマ大統領(当時)がトランプ氏に残した手紙に心を奪われたからだという。CNNが先に報じた通り、トランプ氏は手紙に感動したあまり読後すぐにオバマ氏に電話をしようとしたものの、オバマ氏はすでに飛行機でカリフォルニア州に向かっており、ふたりが直接やりとりすることはなかった。

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