バイデン氏が最後の外交政策演説、米国は「世界的競争に勝利」 アフガン撤退も擁護

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米国の大統領として最後となる外交政策演説を国務省で行ったバイデン氏/Roberto Schmidt/AFP/Getty Images

米国の大統領として最後となる外交政策演説を国務省で行ったバイデン氏/Roberto Schmidt/AFP/Getty Images

(CNN) バイデン米大統領は13日、国務省で演説を行い、米国は「世界的な競争に勝利する」と述べた。大統領として最後となる外交演説の中で、自身の政権が世界中で達成した成果を振り返った。

「4年前と比較して、現在の米国は強さを増している」とバイデン氏。「同盟国もより強固になった。敵対国や競争相手は弱体化した。戦争に突入してこのような状況が実現したのではない。私が大統領職に就いていた間、米国の国力はあらゆる面で拡大した」との認識を示した。

その上で「一方、我が国の競争相手や敵対国は厳しい逆風に直面している。我々には追い風が吹いている。あなた方全員のおかげだ。この状況は今後も続き、次の政権に引き継がれる」と続けた。

バイデン氏は「我々の国力の源は、政権開始時よりも格段に強い」と指摘。米国経済については「活況を呈しているが、我々にはまだやることがある」とした。

この他、任期中に行われた米軍のアフガニスタン撤退に触れ、当時の自身の決断が正しかったことはいずれ歴史が証明するとの見方を示した。

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