金第1書記は「既婚」、夫人同伴で遊園地視察 北朝鮮メディア
(CNN) 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が「リ・ソルジュ」という女性と結婚していたことが、朝鮮中央通信の25日の報道で明らかになった。同通信は、平壌で開かれた遊園地の式典に、金第1書記が夫婦で出席したと伝えた。
金第1書記夫妻は国内外の当局者を伴って園内を視察し、イルカのショーを見物したという。同園は大同江沿いにあり、イルカ水族館、プール、ミニゴルフコースなどで構成される。
金第1書記がいつ結婚したのかは不明だが、朝鮮中央通信は数回にわたり、同伴の女性を夫人と呼んだ。
金第1書記は、昨年12月に死去した父の金正日総書記の後継者として、北朝鮮の最高指導者となった。正確な年齢については憶測があるものの、20代後半とみられている。今月に入り、公の場で金第1書記に寄り添う若い女性の姿が何度か映し出され、話題となっていた。
この女性は平壌市内の劇場でモランボン楽団の公演を観覧した金第1書記に同行。その後、平壌のクムスサン太陽宮殿を第1書記とともに参拝する姿が国営テレビに映っていた。