北朝鮮、南北「戦時状況」入りと表明 朝鮮中央通信

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北朝鮮の金正恩第1書記=KCTVから

北朝鮮の金正恩第1書記=KCTVから

(CNN) 朝鮮中央通信によると、北朝鮮は30日に声明で、韓国との北南関係は戦時状況に入ったと宣言した。

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)第1書記は29日、米本土と太平洋および韓国の米軍基地を標的として、ロケットを発射待機状態にする計画を承認したと、朝鮮中央通信が伝えていた。

朝鮮中央通信によると、金第1書記は軍指導部との会議で、「現在の状況に照らして、米帝国主義者との間で決着をつけるべき時が来た」との判断を示し、「彼らが巨大な戦略軍で無謀な挑発を行うのであれば、北朝鮮は米本土とその拠点、ハワイとグアムを含む太平洋および韓国の米軍基地を、容赦なく攻撃すべきだ」と述べていた。

米軍が韓国との軍事演習でステルス爆撃機「B2」を飛行させると発表したことについて朝鮮中央通信は、「朝鮮半島にいかなる犠牲が出ようとも核戦争に火を付けるという最後通告」だったと伝えていた。

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