兵士移送中のバスに爆発物、死傷者多数 イエメン
サヌア(CNN) イエメンの首都サヌアで25日、兵士を移送していたバスに仕掛けられていた爆発物が爆発し、死傷者が出た。死傷者の数については情報が錯綜(さくそう)している。
内務省は当初、死傷者の数について、10人が死亡し、14人以上が負傷したとしていた。国防省がその後、1人が死亡し、24人が負傷したと発表した。
内務省当局者によれば、爆発物はバスの後部に仕掛けられていた。バスは空軍の兵士を本部に移送している最中だった。
イエメンには過激派「アラビア半島のアルカイダ」(AQAP)の拠点があり、今月上旬はテロを警戒し、米大使館などが閉鎖されていた。