イラン大統領、「平和目的の核利用継続」 ダボス会議

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イラン大統領、ダボス会議で演説

ダボス(CNN) イランのロハニ大統領は24日、スイスのダボスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で演説し、平和目的の核利用を継続する一方で、国際社会との関係拡大や経済発展に努めるとの姿勢を示した。

ロハニ大統領は「(イランが)平和目的の(核)技術を追求する権利を放棄することはない」と述べた。

イランは昨年11月、国連安全保障理事会の常任理事国5カ国にドイツを加えた6カ国と、核開発活動を縮小する代わりに経済制裁の一部を緩和することで合意。ロハニ大統領はこの合意について「われわれが達成したものは、単なる一時的な合意ではない。未来の合意と関与への序奏だ」と評価した。

また大統領は、経済発展を後押しするため国際社会との関係改善を推進する意向を表明。30年以内にイラン経済を世界のトップ10入りさせると述べた。世界銀行によれば、2012年の同国の国内総生産(GDP)は世界第22位だ。

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