イラン大統領、「平和目的の核利用継続」 ダボス会議
大統領は「イラン経済は、順調に発展している新興国経済とほとんど変わらず、潜在力もあると私は見ている。将来はそれらの国々と肩を並べる存在になると思う」と述べた。
また大統領は近隣諸国との経済・通商関係の再開にも意欲を示した。だがその対象となるのは「イランがこれまでに公式に認めた国」としており、イスラエルは含まれないとみられる。
ロハニ大統領の演説に対し、イスラエルのネタニヤフ首相は「イランのまやかしだ」と述べ、「核兵器に反対だと言うなら、弾道ミサイルやプルトニウム、核兵器製造にしか使い道のない先進的な遠心分離器の保有にこだわる理由が分からない」とイランを批判した。