スウェーデン人記者が撃たれ死亡 アフガン首都
カブール(CNN) アフガニスタンの首都カブールで11日、スウェーデン人のジャーナリストが白昼の路上で何者かに銃で撃たれ、死亡した。
スウェーデン大使館によると、死亡したのは同国の放送局「スウェーデン・ラジオ」のニルス・ホーネル記者(51)。
市内のレバノン料理店前の路上で、アフガン大統領選に向けたインタビューの最中に後頭部を撃たれ、病院で死亡が確認された。この場所では今年1月に爆弾事件も起きていた。
アフガン警察によると、同記者は2日前にカブールに入り、運転手、通訳とともに車で取材活動をしていた。
同記者はこれまでにアジア各地を訪れ、2001年のアフガン・タリバーン政権崩壊や04年のインド洋大津波、イラク戦争などを取材していた。
アフガンでは4月5日に予定される大統領選を前にタリバーンが妨害を予告するなど、治安悪化への懸念が強まっている。