米、イラク再建へ支援呼びかけ 有志連合と2千億円超を拠出
ワシントンの国務省で行われた対ISIS戦後のイラク再建に向けた支援を呼びかける会合には二十数カ国の外務相や大使が出席した。この会合は米、カナダ、ドイツ、日本、クウェート、オランダの共催で開かれた。
ケリー米国務長官は、ISISから奪還した都市が人道的な課題を抱えていると説明した。
「イラク情勢がわれわれすべての国に影響をもたらすことは周知の事実であり、緊急に必要とされる投資を行うことはわれわれの利益でもある」とケリー長官は述べた。「われわれの(国の)安全保障に資する可能性がある」
ケリー長官によれば、この会合では計20億ドル以上の支援金の拠出が決まった。米国は3億1000万ドルの支援を表明した。