「ポーランドの強制収容所」、事実歪める 政府が表現に処罰法案
だが首都ワルシャワにあるSWPS大学のベン・スタンリー講師(政治学)は「死の収容所はナチスのものであると知らしめるのは必要だ。(だが)知らなかった人を罰するのはばかげている」と述べる。
スタンリー講師によれば、在外公館や非政府組織(NGO)は近年、そうした表現を使った新聞社に働きかけを行い、実績を上げてきた。多くの場合、新聞社は訂正記事を出して再発防止策を採っているという。
新法はポーランド国外の人々にも適用されるのかとのCNNの問いに対し司法省は、法案段階ではそうだと回答した。
新法が成立するには議会の承認が必要。成立までのタイムテーブルについては明らかにされていない。