博多駅前で大規模な道路陥没、付近で地下鉄工事
(CNN) 福岡市のJR博多駅前で8日、道路が突然陥没し、陥没の幅は30メートルまで拡大した。現場付近では地下鉄のトンネル工事が行われていた。
同市の緊急対策当局者によると、同日早朝に駅から約300メートルの場所で、道路が幅7~8メートルにわたって陥没した。
2カ所にできた穴がその後つながり、陥没の範囲は長さ30メートル、幅27メートル、深さは15メートルに達した。陥没にともなって破損した下水管から大量の水が流れ出した。
近くでは市の作業員らが地下鉄延伸に向けたトンネル工事を進めていた。同当局者はCNNに、地中での作業が陥没の引き金になった可能性があると語った。
陥没の影響で、市内約170世帯で停電が発生した。地元ガス会社がガス漏れの状況を調べている。
突然の陥没はソーシャルメディアで大きな話題になり、日本国内のユーザーから「博多駅前やばい」といった投稿が相次いだ。