アフガン首都で自爆テロ 20人死亡、35人負傷
アブドラ行政長官はツイッターで、テロ事件の犠牲者の遺族に哀悼の意を表した。北大西洋条約機構(NATO)も攻撃を非難する声明を発表した。
カブールでは1月10日にも議会議事堂近くで自爆テロが相次ぎ、少なくとも36人が死亡、数十人が負傷していた。この事件では反政府武装勢力のタリバーンが犯行を認める声明を出していた。
アフガニスタンでは治安部隊と国際駐留部隊がタリバーンなどの武装勢力と戦闘を続けており、治安状況への懸念が強まっている。
国連アフガニスタン支援ミッション(UNAMA)が6日に発表した報告書によれば、2016年の1年間で紛争に関連して死傷した民間人は1万1000人を超え、2009年に統計を取り始めて以来、最悪となった。