米軍、イエメンに空爆 アルカイダ系組織を標的
AQAPを狙った空爆は、1月末にバイダで行われた同組織への攻撃作戦以来、初めて。この作戦では米兵1人が死亡したほか、民間人数人が命を落とした。
ある米国防関係者はCNNに対し、今回の空爆は以前から計画されていたもので、1月の作戦で押収された大量の電子データに基づくものではないと述べた。
1月に押収されたデータには、AQAPの拠点の場所や爆発物製造、訓練や攻撃目標など、さまざまな分野の重要な情報が含まれていたと関係者は語っている。
もっとも、1月の作戦の意義については一部の議員が疑問視している。またトランプ大統領に批判的な人々からは、得られた情報の価値や、事前のリスク分析が十分だったかといった点についても疑問の声が上がっている。死亡した兵士の父は調査を求めている。