スーチー氏、ロヒンギャ問題で演説 「全ての声を聞くべき」
発足したばかりの民主主義を「複数の病気」を抱えた患者に例え、「少数だけに集中せず全ての問題に取り組むべきだ」と述べた。
「国際社会がラカイン州に注目していることはわかっている」「(ミャンマーは)国際的な監視を恐れない」との発言もあった。
スーチー氏の演説は全て英語で行われた。国際社会を意識したためとみられる。
同氏はニューヨークで現在開かれている国連総会への出席を見送った。ロヒンギャ問題で国外から批判を浴びているため、目立つ場所を避けたのではないかと指摘する声もある。