地震被災地で軍ヘリが墜落、死者13人 メキシコ
(CNN) メキシコ南東部で16日に起きた地震の被害状況を調べるために、同日夜に現地へ向かった軍のヘリコプターが墜落し、当局によると地上にいた13人が死亡した。
州司法当局の報道官がCNNに語ったところによると、ヘリは震源地に近いオアハカ州サンティアゴ・ハミルテペクの飛行場付近で着陸直前に墜落し、地上の車2台を直撃した。
死者のうち12人は現場で死亡が確認され、1人は搬送先の病院で亡くなった。死者の中には子ども3人が含まれているという。負傷者は15人と報告されている。
ヘリにはメキシコのナバレテ内相と同州のムラト知事が乗っていたが、内務省のツイートによると両氏とも「軽い脳震とう」程度で無事だった。
ペニャニエト大統領はツイッター上で死者の遺族らに弔意を表した。同氏によると、地震や余震による直接の死者は報告されていない。