英ヘンリー王子夫妻、豪訪問で祝福受ける
(CNN) 英ヘンリー王子(34)の妻メーガン妃(37)の妊娠が発表された翌日、夫妻は訪問先のオーストラリアで祝福の拍手を浴びた。
ヘンリー王子とメーガン妃の第1子が誕生するとの知らせは15日、夫妻がオーストラリア入りした数時間後に発表された。
一夜明けた16日、2人は発表後初めて公の場に姿を見せ、シドニー近郊の総督公邸で歓迎式典に臨んだ。
コスグローブ総督と夫人からは、オーストラリア人創業のブランド「UGG(アグ)」のベビー用ブーツと、カンガルーのぬいぐるみが贈られた。
ヘンリー王子とメーガン妃は、王子の主導で2014年から開催されている傷病兵らの国際スポーツイベント「インビクタス・ゲーム」のシドニー大会に合わせて同国を初訪問している。歓迎式典では参加各国の代表者らとも面会した。
続いて訪れたタロンガ動物園では、最近出産した2頭の母コアラが紹介された。生まれた子どもは夫妻の訪問に合わせ、それぞれ「メーガン」「ハリー(王子の愛称)」と名付けられている。
夫妻はさらにオペラハウスを訪問し、先住民の伝統文化と現代的なダンスを融合させた「バンガラ・ダンス・シアター」の公演を鑑賞した。
外ではロイヤルベビーへの贈り物や歓迎のプラカードを手にした市民らが待ち受け、公演を見終わった夫妻と握手をしたり、言葉を交わしたりした。現地のCNN系列局によると、集まった市民は3500~4000人に上ったとみられる。