新天皇陛下が即位 「令和」の幕開け
(CNN) 新天皇陛下の即位の儀式が1日、皇居で執り行われた。
午前10時30分から始まった「剣璽(けんじ)等承継の儀」では、第126代天皇となった陛下に、皇位のしるしとされる神器が引き継がれた。
この儀式に皇族から参列できるのは、皇位継承権のある成人の男性だけ。それを見守る安倍首相や閣僚らの中には女性としてただ1人、片山さつき地方創生担当相の姿があった。
皇位の継承とともに平成が終わり、令和の時代が始まった。陛下はこの後「即位後朝見の儀」に臨み、国民の代表を前に天皇として初のお言葉を述べた。
その中で陛下は「常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たす」ことを表明。「国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望いたします」と語った。