武装集団がキリスト教徒襲撃、4人死亡 ブルキナファソ
(CNN) 西アフリカのブルキナファソでキリスト教徒のグループが武装集団に襲われ、4人が死亡し、聖母マリアの像が破壊された。教会関係者が15日に明らかにした。
襲撃があったのは13日。ブルキナファソ北部コングシ地区にある村で、キリスト教徒がパレードを行っていたところ、武装集団がやめさせた。子どもは解放されたが、大人4人が殺害された。聖母マリアの像も焼かれたという。
武装集団の正体は不明。
同国では12日にもダブロにあるカトリックの教会が襲撃を受け、神父1人を含む6人が殺害されていた。
ブルキナファソでは最近、キリスト教徒に対する襲撃が起きている。
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチの報告書によれば、武装したイスラム教徒による襲撃が増えたことで、今年に入り数万人が避難を余儀なくされているという。