国際空港が一時機能停止、ハイジャック警報の誤作動で オランダ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
警報の誤作動により、空港業務が停止するなどの騒ぎが起きた/from Twitter/Mark Crompton

警報の誤作動により、空港業務が停止するなどの騒ぎが起きた/from Twitter/Mark Crompton

(CNN) オランダのアムステルダムにあるスキポール空港で6日、ハイジャックを知らせる警報が誤作動を起こし、空港業務が停止したり警察が駆け付けたりする騒ぎがあった。その後安全が確認されたものの、欧州最多クラスの旅客が利用する同空港で、居合わせた大勢の人々の間に一時混乱が広がった。

警報の作動を受け、王立保安隊や救急要員が現場に急行。当時は犯人が人質を取っているとの臆測も飛び交っていた。

当局は航空機1機について、状況を調べていると発表した。現場を目撃した人たちは空港の一部が封鎖されたと伝え、大勢の利用客が困惑して立ち尽くす画像をネット上に投稿した。

しかしそれから1時間以内で混乱は収まった。警察は上記の機体について、すべての乗員乗客が無事であることを明らかにした。この機体はエア・ヨーロッパが運航するアムステルダム発マドリード行きの便だった。

エア・ヨーロッパはこの後ツイッターで、ハイジャックを知らせる信号が誤って作動してしまったと説明。実際には何も起きておらず、乗客は全員が安全な状態だとしたうえで、誤作動について謝罪した。

スキポール空港はロンドンのヒースロー空港、パリのシャルルドゴール空港に次いで、欧州で3番目に利用客数が多い。空港のウェブサイトが示すデータによると、毎月の利用客数は約650万人。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「オランダ」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]