40人以上の遺体を川から収容、米旅客機とヘリの衝突事故
(CNN) 米首都ワシントン近郊の上空で29日に起きた旅客機とヘリコプターの衝突事故で、現地時間の30日夕刻までに40人以上の遺体がポトマック川から収容された。関係者がCNNに明らかにした。
日が暮れたことや川の状況などから、この日の潜水による捜索活動は終了した。関係者によれば、救助隊員の間では、機体の残骸を川から撤去することなく収容できる遺体は既に大部分を収容したとの認識が広がっている。
公衆安全当局によると、首都ワシントンの消防局長や米国家運輸安全委員会(NTSB)、アメリカン航空などは、犠牲者の家族への対応に当たっている。
墜落したアメリカン航空の旅客機には乗員乗客64人が搭乗、米陸軍のブラックホークヘリコプターには兵士3人が搭乗していた。