在沖米海兵隊、コロナ感染判明で行動制限を実施

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新型コロナへの感染判明を受け、沖縄駐留の米海兵隊が行動制限を実施/AFP/Getty Images

新型コロナへの感染判明を受け、沖縄駐留の米海兵隊が行動制限を実施/AFP/Getty Images

(CNN) 在日米海兵隊は10日、沖縄県の基地内で前日、新型コロナウイルスの感染者が複数判明したことを受け、軍人らに対し県内の公共交通機関の利用禁止などを含む行動制限の即時実施を命じた。

食料確保、治療、銀行やガソリン補給など日常生活上の必要不可欠な要件で基地外の施設に行くことは出来る。基地外のレストランなどでの外食は禁じられたが、持ち帰りは可能とした。

在日海兵隊は声明で、これらの措置は新型コロナの現在の感染状況を踏まえて決めたとし、兵士、家族や地域社会を守るためだと強調した。

沖縄のキャンプ・バトラー基地では9日、複数の軍人らの感染が発覚。全員が隔離されたが、米国防総省の指針や国家安全保障上の配慮から感染者の人数には触れなかった。

在沖縄海兵隊の兵力規模は約1万9000人とされる。

一方、オーストラリア国防省は10日、同国北部ダーウィンにあるロバートソン兵舎で8日、米海兵隊の兵士1人の新型コロナへの感染が見つかったと報告した。ダーウィン到着に伴う検査で判明した。

米海兵隊はダーウィンに部隊を交代制で駐屯させているが、この兵士は今年、新たに派遣されていた。地元の一般社会と直接的な接触はなかったとしている。

兵士と一緒に到着したり、接触した可能性があったりする軍関係者ら全員が14日間の隔離処置を受け、健康観察などの対象になるとした。

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