カブールのロシア大使館付近で爆発、職員ら6人死亡 自爆テロか

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ロシア大使館付近での爆発後、警備に立つタリバン兵/Ali Khara/Reuters

ロシア大使館付近での爆発後、警備に立つタリバン兵/Ali Khara/Reuters

(CNN) アフガニスタンの首都カブールのロシア大使館付近で5日昼前に爆発があり、6人が死亡した。死者のうち2人は大使館の職員とされる。

ロシア外務省は声明で、正体不明の人物が爆発装置を起動させ、爆発で大使館職員2人が死亡したと発表。アフガン市民にも犠牲者が出たと述べたが、詳細には言及しなかった。

アフガンの治安筋はCNNに、死亡した職員のうち1人はアフガン人の警備員、もう1人の国籍はまだ分からないと語った。負傷者は10人に上った。

ロシア捜査当局は、大使館の二等書記官と警備員が死亡したとしている。

カブール警察の報道官がツイートしたところによると、大使館付近で同日午前11時ごろ、群衆の中で自爆しようと計画していた男を治安部隊が見つけて発砲した。この銃弾で男の爆弾が爆発したという。

過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」系の国内グループが同日中に犯行声明を出したが、CNNは真偽を確認できていない。

ロシアのラブロフ外相によれば、アフガンの実権を握るイスラム主義勢力タリバンの部隊がロシア大使館周辺に増派され、警備が強化された。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は同日の記者会見で「これはテロ攻撃であり、断じて容認できない」と強く非難した。

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