パキスタン前首相、足撃たれ負傷 暗殺未遂か
事件を受けて首都イスラマバードやペシャワールなど全国でカーン氏を支持するデモが発生し、約800人の抗議者が党旗を掲げ、軍や連邦政府を批判しながら約2時間にわたって道路を封鎖した。
カーン氏は事件の背後にシャリフ首相、サヌラー内相、情報機関の高官ファイサル・ナシール氏がいると主張している。
カーン氏は4月に議会で不信任決議が可決されて失職。その後政権を握ったシャリフ氏は今回の政敵への攻撃について「銃撃事件を最も強い言葉で非難する」「我が国の政治に暴力はあってはならない」などとツイッターで述べた。
パキスタンでは2007年にブット元首相が暗殺され、翌年にはギラニ元首相が暗殺未遂に遭った。