ウクライナ、ロシア軍黒海艦隊の司令部にミサイル攻撃 クリミア半島

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22日の攻撃はクリミアでの重要インフラの脆弱性を示すものとなった/Joseph Richter/X

22日の攻撃はクリミアでの重要インフラの脆弱性を示すものとなった/Joseph Richter/X

ロシア国営タス通信によると、ミサイル攻撃の後、残骸が「数百メートルの範囲に散乱した」という。多数の救急車が現場に向かっているとも伝えた。

ウクライナ軍の戦略広報部門は22日、現地時間正午ごろセバストポリのロシア軍黒海艦隊司令部に「打撃を与えることに成功した」と確認した。

ウクライナ軍の報道官は、黒海の状況は依然として「緊迫」していると述べ、クリミアにある「敵の能力をすべて破壊」するには「まだ長い道のりが残されている」との認識を示した。

今回の攻撃は、クリミア半島にある重要インフラの脆弱(ぜいじゃく)性を浮き彫りにするものだ。ウクライナはこのところ立て続けに攻撃を行っており、サキにあるロシア軍の飛行場を攻撃したほか、北西部沿岸にあるS400などの防空システムを弱体化させた。セバストポリの乾ドックや艦船修理施設に対するミサイル攻撃も実施し、攻撃潜水艦や揚陸艦を機能不全に陥らせた。

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