イスラエル軍、 ガザ港を空爆 南部で地上戦も
(CNN) イスラエル軍は10日、パレスチナ自治区のガザ港を空爆し、イスラエル南部ではイスラム組織「ハマス」の戦闘員と銃撃戦を繰り広げているとCNNに明らかにした。
ロイター通信のライブ映像にはガザ港への空爆の様子が映っている。
イスラエル軍は「現在、ガザ地区沿岸のハマスのテロ標的物を空爆している。詳細は追って発表する」との声明を出した。ガザ港をとらえた写真では漁船が炎上している。
また、地上戦に従事している複数のイスラエル軍の部隊は10日夜にキブツ(同国の農業共同体)のメファルシム付近でハマスと交戦しているとCNNに明らかにした。
CNNの取材班は、戦闘現場から約1キロメートル離れたところに展開しているイスラエル軍部隊の近くにいる間、機関銃による交戦の音を聞いた。
CNNはまた、別方向からの銃声も確認。イスラエル軍部隊によると、同地域ではハマスとの銃撃戦が多数展開されているという。
イスラエル軍の報道官は同地域での銃撃戦の公式見解をただちに確認できなかった。