イランへの反撃、「同盟損なうなら」74%が反対 イスラエル世論調査
(CNN) イランによる大規模攻撃への対応をめぐり、イスラエル人の74%が、イスラエルの同盟国との安全保障上の関係を損なうのであれば、イランへの反撃に反対する考えであることがわかった。エルサレムのヘブライ大学が行った世論調査で明らかになった。
26%は同盟関係に影響が出ても攻撃を支持するとした。
世論調査によれば、イスラエル人の過半数は、イスラエルが同盟国からの軍事的・政治的な要求に「積極的に応えている」と考えている。
世論調査によれば、回答者の56%は、イスラエルが長期にわたって持続可能な防衛システムを確保できるよう、同盟国からの政治的・軍事的な要求について積極的に応えるべきだと考えている。32%は分からないとし、12%は反対した。
59%は、イラン攻撃への米国からの支援がイスラエル政府に対し、将来の安全保障上の行動について米政府と調整する義務を負わせることになると考えている。これについては26%が分からないとし、15%が反対した。
世論調査は、14~15日にインターネットや電話を通じ、ユダヤ人とアラブ人の成人1466人を対象に実施した。誤差の範囲はプラスマイナス4.2ポイント。